日本の森林のガバナンス(2)ー無断伐採に係る都道府県調査の結果(2020/7/24)

林野庁は、森林所有者に無断で立木が伐採された事案について、都道府県を通じて調査を行い、結果を公開しました。

林野庁としては3回目の調査公表(2018年3月2019年6月
調査対象を少し拡大(昨年までは伐採届けが必要な森林のみだった(経営計画作成森林は除外していた)が、今年は同森林も含めて調査)したので厳密な比較はできませんが、無断伐採で公的な機関に相談のあった数値は拡大、そして、相変わらず九州中心ですが各地に拡大している様子が分かります。

  2018年3月  2019年6月   2020年6月
 北海道・東北  8  6  11
 関東 9  7  11
 中部  5  8  13
 近畿  4  3  11
 中国・四国  3  3  6
 九州・沖縄  33  51  43
 合計  62
 78
伐採届けのみ森林(81)
 95
 備考  2017年4月から
2018年1月
2018年1月から
2018年12月
 2019年1月から
2019年12月
  伐採届けが必要な森林のみ対象
(経営計画作成森林は調査していない )
 経営計画作成森林も含む
(調査対象範囲拡大)
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