長久手町平成こども塾:地域木材公共建築のエネルギー評価事例(2006/5/14)
ウッドマイルズ研究会では6月3日の総会にあわせて、愛知県長久手町に新築なった「平成こども塾建築見学会」を開催します。(詳細はこちら

この建物は2004年設計提案コンペによってウッドマイルズ研究会の事務局長が代表をするウッドAC が設計監理をしたものですが、建設過程(構造躯体)におけるエネルギーの評価が、@地域材を使った場合、A一般流通の木材を使った場合、B鉄骨構造の場合の3種類が比較提示されています。

地域材と一般流通の木材を使った場合のエネルギー評価についてはいくつか先行事例があります。

構造別の建築エネルギー比較は、構造を木材から鉄骨に変更することにより、もう一度構造計算をやり直さなければならない結構大変な作業でモデルを使った計算結果はありますが、実物に応じた設計事例はあまりお目にかかりません。

ウッドマイルズ研究会の建築技術のグループがそれに応えました。

山から建築現場までのトレーサビリティの指数(流通把握度)もふくめた、ウッドマイルズ指数の総合的なレポートが作成されています。(概要はこちら

詳細については、同日行われるセミナーで発表されますが、公共建築物の地域材による建築に取り組んでいる各地方自治体にとって結構おもしろい情報ツールに発展していくと思います。

長久手町平成こども塾建築見学会&ウッドマイルズ入門セミナーのご案内(ウッドマイルズ研究会HPより


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