ウッドマイルズ研究会の総会とウッドマイルズフォーラム2007 in つくば(2007/7/15)



6月30日ウッドマイルズ研究会の総会がつくば市内で開催され、また、ウッドマイルズフォーラム2007があわせて開催されました。

(4年たったウッドマイルズ研究会総会)

木材の輸送過程の環境負荷やトレーサビリティについての問題提起をコンセプトとするウッドマイルズ研究会発足してから4年たちました。活動の内容を中心とした書籍も出版され、80名ほどの会員に支えら着実に活動の基盤が作られてきました。(総会の報告はこちらから)

その間に関連する分野の動きを見ると、@木材行政の関係では、京都議定書の達成と国産材の利用推進を結びつける「3.9木づかい運動」がうまれ、都道府県では地域材の普及に関する認証制度や合法木材の供給体制などが進展し、またA建築関係でも建築物の環境負荷の評価手法が開発されなど、研究会の問題提起はけっこう世の中の先取りをしていたと考えています。

総会でも議論されましたが初期段階の助成制度がそろそろおわりことになるので、多くの会員にささえられた持続可能な組織にしていくことが課題となっています。

それに向けて、夏から秋にかけて、地域の工務店関係や市民向けのフォーラムを熊本(8月23日)と北海道(8月下旬札幌、下川)で、また、地域材の利用推進に取り組む行政関係者向けセミナーを9月下旬京都で開催予定です。

(ウッドマイルズフォーラム2007inつくば)

つくば市で総会を開いた機会に標記のフォーラムを開催しました。
ウッドマイルズフォーラム2007inつくばの概要

茨城県は、つくば市を中心とした県南では住宅建設が進んでおり、他方で県北には八溝・高萩など歴史のある林業地帯があり、この2つを結びつけるという大変わかりやすい「つくばスタイル木の家クラブ」という活動があります。フォーラムの会場はこの運動の中心となっているいばらきの家モデルハウスでした。

各地のこのような運動を「ウッドマイルズレポート」などの形で支援するのが研究会の原点です。

フォーラム終了後、環境NGOFOEジャパンの副代表岡崎さんの新築住宅を見学しました。FSCのヒノキ床材、壁材、地マツの梁材など、徹底的にトレーサビリティにこだわった住宅です。

「いうは易く行いがたい」といいます。普通の住宅では、施工業者やプレカット業者が使い慣れた木材を使うことになるわけですが、「施主が木材を支給する」ということにするためには、ご自身で現物を確認に日本中を探し回ったり、いやがるプレカット業者に説得をしたりと、大変なご苦労だ
ったそうです。