ウッドマイルズの3年間(2006/6/11)
6月3日既報の愛知県長久手町の平成こども塾見学会の後、ウッドマイルズ研究会の206年の総会が行われました。(詳細は研究会のサイトに公開されるますので追ってリンクをはります)

直前に公表された平成18年度版環境白書にウッドマイルズに関連して京都府産木材認定制度が紹介されるなど、研究会が3年前に普及を始めたウッドマイルズも国民の中での市民権を得つつあるといえます。

総会後行われたセミナーで「ウッドマイルズの三年間と今後の展望」という演題で話をさせて頂きました。

ウッドマイルズの三年間と今後の展望(まとめ)
2003/6/3
ウッドマイルズ入門セミナー

Tウッドマイルズ研究会の三年間

1 建築物を評価する建築物ウッドマイルズ関連指標マニュアルは昨年正式な版が公開され評価事例が蓄積され、議論が広まる共通の基盤ができました。(意見をふまえて8月には2006年版ができる予定)

2 この間日本でウッドマイルズを推進する機動力となっているのは、
@地域材の利用を推進する地方自治体や森林木材関係者(京都府のウッドマイレージCO2認証長崎県のながさ木の家
A環境負荷の少ない建築を目指す建築設計者・需要者
です。

3 学術研究分野での活動海外との交流も進みました

U ウッドマイルズ研究会の展望

(川上と川下の共同のツール)
エコマテリアルな木材をベースにした循環社会(持続可能な社会)形成に向けて、林業・木材関係者と需要者・建築関係者の連携が必要ですが、ウッドマイルズは需要者・建築関係者が森林や木材に関心を持ちってもらうきっかけとなり、「共同」のツールとしての役割を果たします。

(輸送過程の環境負荷問題への貢献)
運輸部門の地球温暖化対策が重要な課題になっていて、運輸業界は地球温暖化防止ボランタリープランを作成するなどの取り組みが行われ、グリーン物流パートナーシップなど幅広い連携の動きも始まっています。各企業でもエコ物流といった取り組みを進めていますが、研究会の蓄積が期待されています。

(環境基準への利用)
「地域資源」の利用は、持続可能な社会にとっての、国際的な共通語となっています(LEEDなどの緑の建築基準ではローカルマテリアルが基準に位置づけられている)。そういう動きをふまえて、研究会の活動を各種の環境基準(GPN基準エコマークCASBEEなどなど)に具体化していしていくことが必要だと思いますし、そのような条件はあると思います。