3 国際会議「世界の持続可能な森林経営の推進に向けて」の結果概要について2006/9/10)
 
7月24日(月)〜28日(金)、札幌で、「世界の持続可能な森林経営の推進に向けて」をテーマに、「モントリオール・プロセス第17回ワーキング・グループ会合」と「FAOアジア持続可能な森林経営のためのモニタリング・評価・報告体制強化事業ワークショップ」が開催されました。

林野庁のプレスリリース
指標の改訂が合意された重要な内容の会合だったようです。
具体的な合意内容はモントリオールプロセスページ

モントリオールプロセスは、地球サミットを受けて温帯林の持続可能な森林の定義をするために93年にはじまったのプロジェクトです。発足当時は私も担当者として参画していましたが、国別の森林管理の持続可能性を判定する作業であり、「森林条約の議定書の内容となるはすだ」というモチベーションで作業が進められました。(小HP内の解説<最新の情報が抜けていますが>

生物多様性の保全といった概念が森林管理の現場で普通に議論されるようになったり、その後の森林認証制度の基準の枠組みが合意される上で、モントリオールプロセスは結構重要な役割を果たしてきた、という考えを持っています。

いずれにしても、「持続可能な森林経営」をというコンセプトは、グリーン購入法、CASBEE、エコマークなどグリーン調達のサイドから森林経営単位に明確化するように要求されている事項です。国別のマクロな基準について、将来の森林条約の部品としてしっかり磨いていかなければならないのですが、その議論の中身が、森林経営単位の議論反映されるように望みます。

chikyu3-3<sapporo0607>