G8サンクトペテルスブルグ会合での森林問題

毎年行われている主要国首脳会議(G8サミット)では、合意文書の中に森林問題が登場しますが、2006年の7月15日〜7月17日に開催されたロシアサンクトペテルスブルグ会合では、「世界のエネルギー安全保障」に関する合意文書の中の「サンクスペテルスブルグ行動計画」に>IV. エネルギー・ミックスの多様化>再生可能なエネルギーという項目があり以下のような文言が記載されています。

36.我々は、森林管理の分野、主に森林減少、森林劣化、違法に伐採された材木の貿易及び森林火災への取組みにおける国際協力を促進する。我々は、森林減少が気候変動に重大な影響を与えることに留意する(国連食糧農業機関(FAO)によれば、1年間に排出される温室効果ガスの実質上25%をもたらす)。我々は、違法伐採への取組みの重要性を再確認し、各国が最も効果的に貢献することのできる措置を講じることにより、更なる行動を起こすことについて意見の一致をみた。このような行動は、持続可能な森林経営を促進し、木材の生産国及び消費国双方の関連する国の政策に違法伐採に取り組むための適当な措置を導入することを含む。我々は、欧州・北アジアの森林法施行とガバナンスに関するサンクトペテルブルク閣僚宣言、国連森林フォーラム(UNFF)、国連気候変動枠組条約、国際熱帯木材機関(ITTO)及びアジア森林パートナーシップ(AFP)等、最近の国際的な森林関連の政策イニシアティブを歓迎する。

外務省仮訳

外務省関連ページ
ペテルスブルグク会合公式ページ

 ckikyu2-3 (G82006)

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