PEFC20周年とSGEC緑の認証循環会議、企業の取り組み(2019/7/15) |
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6月25日森林認証団体緑の循環認証会議が、PEFCのベン・ガニバーグ Ben Gunneberg会長を招いて、「PEFC設立20周年記念・SGEC/PEFC国際森林認証フォーラム 〜もっと認証製品を消費者の手に!〜」を開催しました。 主催者によれば会場石垣記念ホールで用意した席と資料が一杯となり、160人ほどの満員状態。東京2020などで、20年ほど続いてきた「森林認証という取組」が少し別のステージに上がりつつあるのか、と思いました。 (Ben会長の講演) 会長は基調講演にたったベン会長は、世界の森林の5億ヘクタール(全森林の13パーセント)がPEFCとFSCによて認証さえているとされ、世界中の素材の生産量の中で35パーセントが森林認証材として生産され市場に提供されていると話しました。(Ben会長の講演デーた:英文、日本語訳 本人から提供いただきました) その進展一直線ではありませんが、今後の展開の重要な要素として、企業の活動が重要であるとして企業の「持続可能な発展やCSRに対するコミットメントを明示するために」PEFC認証と連携して活動しているブランドオーナー(消費者誰でも知っているブランドの所有企業)企業の紹介をされました。
(セミナーで報告した日本のブランドオーナー) セミナーの後段は、ブランドオーナー事例発表として三つの発表がありました
(PEFCとFSC) ベン会長の報告の、最後のスライドに「森林の保全を支援、貴社の供給チェーンの柔軟性を確保するために、PEFCとFSCを共に受け入れて下さい」 とありました。 森林認証面積の割に、COCがFSCに比べて遅れている、というPEFC側の事情もあるのでしょうが、両方を!!というメッセージ面白かったです。 sinrin3-11<PEFC20th>
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