2012年の年頭に当たって(2012/1/1) | |||
2011年は東日本大震災、原発事故、台風災害、海外の経済危機と厳しい一年でしたが、支援活動ので示された若者を中心とした日本国内の連携力や国際支援広がりなど希望をつながせてくれました。 元日の各紙の社説を読んでいておもしろい文章を見つけました。「転換期日本、変化の目を伸ばす(1)資本主義を進化させるために」(日経)です(1月1日現在こちらに全文があります)。さわりを紹介します。
戦前の自由主義ジャーナリスト清沢洌が主張した「国家の目標とは世界を家とし、世界に友を求めることである」と、日経新聞の「国家目標としてグローバル社会を生き抜くことを高く掲げ、転換期を乗り越えていこう。」とには微妙な違いがあるようにも思いますが、それはそれとして、グローバル化は重要なキーワードとなるはずです。 グローバルな視点で日本の森林政策を考える小HPの意味も結構重要かと思います。 今年は、6月にリオ+20が開催され、主要議題の「グリーンエコノミー」をめぐって、自然資本の定量的評価といった森林にとっても重要なテーマが議論されることとなりそうです。(リオ+20への提出文書出そろう 「自然資本の見える化」進める欧州日経エコロジー1月号) また、国内政策では、再生可能エネルギーの買い取り制度の構築、京都議定書第二約束期間の伐採木材の評価の制度設計のなど、重要な課題が山積しています。 忙しい年となりそうです。 皆様のご健勝を祈念致します。 2012年1月 |