グリーンエコノミーに対応する欧州の森林政策のアクションプラン(2012/6/23)

国連欧州経済委員会ECEの本部がジュネーブにあり、そこの森林部門は欧州の森林政策を束ねる重要な役割を果たしています。

22日ECEの主催する森林関係のサイドイベントがあり、全体的に途上国の森林を念頭においたサイドイベントが多い中で、先進国の森林政策に関するものは興味深かったので様子をのぞいてみました。

タイトルは「A roadmap for ECE Forests in a Green Economy ECEの森林のグリーンエコノミーへの道筋」で、次の5つの柱からなる詳細な政策のリストが示されました。

1. Sustainable production and consumption of forest products
2. The low-carbon forest sector
3. Decent green jobs in the forest sector
4. Valuation of and payment for forest ecosystem services
5. Monitoring and governance of the forest sector.

それぞれの柱のもとに23の小課題があり100近い政策リストが並んでいます。
森林分野の政策集団の作品なので、新商品開発などの分野がかけているようで、また、この分野が重要だから意見交換のためのワークショップをやろうという段階のものも多いですが、グリーンエコノミーという流れを我がものにしようと、がんばっていることがわかります。

配付資料A roadmap for ECE Forests in a Green Economyのコピーをここにおきます

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