伐採搬出・再造林ガイドラインの現段階ー全国連絡会北関東ミニサミットに出席(2023/12/14) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
11月30日栃木県の宇都宮で開催された、「伐採搬出・再造林ガイドライン北関東ミニサミット」という会合に出席しました。 このサイトでも紹介してきた、宮崎県素材(丸太)生産業者が、「木材生産と森林保全の両立という課題に真摯に取組み、その技術力によって社会に貢献しなければならない」という高らかな宣言をして、結成された「ひむか維森の会」 その後、ひろがって、2022年に「伐採搬出・再造林ガイドラン全国連絡会議」という組織ができたので、会員になってフォローしているところに、近くでイベントがリアルにありますおーと事務局から声がかかったので、勉強のために行ってきました。 伐採造林から再造林へ、ということもあり、勉強してきた過程を紹介します。 (ガイドラインの南九州から全国展開) 過去の経緯がについて連絡会のウェブサイトいわかりやすい藤掛顧問の説明があったので概要紹介します。 2008年:宮崎県、ひむか維森の会が「責任ある素材生産業のための行動規範」と「伐採搬出ガイドライン」を策定 2017年第一回ガイドラインサミット(宮崎)開催 2019年森林経営管理制度始まる(行動規範やガイドライン広がる) 2021年第4回ガイドラインサミット(島根)開催 2022年伐採搬出・再造林ガイドライン全国連絡会議を正式に立ち上げミニサミット全体像はおって、報告することとなると思いますが、藤掛顧問の標題プレゼンテーションのポイントを、紹介します。 ガイドラインは重要だが、CRL(Certification for Responsible Logger)認証(責任のある素材生産者の認証)が普及を図るうえで、決定的に重要 第三者にこの企業は、責任ある素材生産者だと認めてもらう!その認証過程で、お互いに現場で学び合う(ピアレビュー)!!(右の図) 素材生産者の覚悟。 みなの共同財産に手をかける素材生産業者は、大切な使命をもっている!! すごいですね ((全国に広がるガイドライン) ネット上をさがしてみると、全国の伐採搬出再造林ガイドラインは以下の通り
(現場に定着する要素は?認証制度と環境志向の木材利用ビジネスとの連携) 宮崎県、鹿児島県で始まった伐採造林作業に関するガイドライン作成作業は、上記のように全国に広がっています。 林野庁の長官通達「主伐時における伐採・搬出指針」2021年3月作成23年3月一部改訂)などもインパクトを与えているでしょう。 現場にどのように広がっていくのか、は今後の課題です。認証などの形で、各事業者がみづからの立場を明確にすることを出発点として・・・(北関東ミニサミットの席上で、意見を言わせていただきました)
junkan10-12<batuzouGL> |
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