木材資源利用の現状と課題―発電用の急増動向を踏まえてー林業経済学会秋の大会から(2016/11/27) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
11月11-14日島根大学で林業経済学会2016年秋季大会があり、ばたばたと一泊二日で出席してきました。 林業経済誌の読者を集う、ビジネスとしても重要なイベントですが、一番の目当ては二日目のテーマ別セッション「木材資源利用の現状と課題―発電用の急増動向を踏まえてー」でした。プログラムは以下のとおり。
要旨全体の一括ダウンロードはこちらから→テーマ別セッション1>>PDF形式 1.2MB 現場の丹念な調査に基づく熱電併給、需給安定など重要な政策課題に関する情報、行政の連携性への問題提起など、重要な報告が並んでいます。 来年に論文がオープンになるので、それまで報告データの開示が難しい方が多いので、少しお待ちを。 環境特性に応じて買い取り価格を規定するFITで、決定的に重要なサプライチェーンの信頼性という課題に迫る論考がなかったのは少し残念です。 「発電用の急増動向を踏まえて」と需給問題に特化する課題設定だったからなのかもしれませんが、「木材資源利用の現状と課題」というテーマでは生産者と消費者をつなぐ意味で木質原料の環境性能は欠かせない視点です。 3月の森林学会で次があるようなので期待しましょう。 energy1-23<rinkei2016session> |
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