| バイオマスエネルギーの新たな段階ー発電から熱利用へ(2026/2/20) |
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<<新春インタ:再エネ業界トップ級に聞く>>というコラムの中に、よく知っているバイオマス産業社会ネットワーク泊みゆき理事長のインタビュー記事があり、タイトルは「発電から熱利用時代の幕勝け、ユーザー協会発足で貢献」!! バイオマス熱利用ユーザー協会?!興味深い記事があったので、ご紹介します。 ーーーーー ((発電から熱利用時代の幕勝け、ユーザー協会発足で貢献)) (イントロ) 「2012 年から始まった電気を固定価格で買い取るFIT制度により、バイオマスエネは発電事業に大きく傾斜してきました。近年制度がFIT制度では太陽光発電(PV) がの日本の電気エネルギーの8~13%までに拡大、基幹エネルギーに進展しつつあり・・・バイオマス発電も少し進展してますが、近年制度の変更があり、・・・ これらの制度変更はバイオマス発電の独り立ちを促しており、そうした見直しはこれからのバイオマスエネルギーが発電から主に熱利用の時代に入ってきたことを示しています」 (発電用バイオマスヘの規制が相次ぎ、転換点に差しかかる) FITバイオマス発電所の原料の「一般木質バイオは中心が輸入木質ペレットとアブラヤシ核殻(PKS) で、木質ペレットは24 年度にベトナム、カナダ、米国などから638 万tが輸入されました。日本での生産は年15 万t程度に過ぎないが、バイオマス発電は事業を成り立たせる必要性から次第に大型化されてきた。
「日本のエネルギー需要の半分は熱利用であり、その半分が産業用に使われています(左の図)。この産業用熱の脱炭素化がカーボンニュートラル実現のカギでもあります。工場などでの熱利用を化石燃料から転換して、低コストで実現するバイオマス熱利用こそ有効な手段です・・・ 全国の自治体には1100カ所の焼却処理場があり、うち発電は400ヵ所で行われていますが、産業用への高温熱利用は1ヵ所だけです。そうした実態から環境省と自治体は、高温熱を周辺産業等へ供給する事業化に本腰を入れる時期に来ています」 (早々に「熱利用ユーザー協会」、地域をベースに普及拡大) —泊理事長らが努力された「バイオマス熱利用ユーザー協会」が2026 年早々にも設立されますが・・・ 「私は約20年前から廃棄物系木質系バイオマスを熱に利用すべきと主張してきましたが、ようやくこぎつけた協会の設立はバイオマス熱利用時代の本格的な幕開けを意味します。協会には関連する企業・自治体・研究機関など、計50者超が参画する見込みです。産官学が連携して高効率バイオマスボイラーによるバイオス熱利用事業を全国に大きく拡充していくため、燃料供給体制の確立や情報の集約化などを一体的に進め、熱利用事業への国民的理解を高めていきたい。そしてバイオマス熱利用のスキームを工場・施設・地域熱供給など広範に普及させていく」「産業用熱利用事業は地域の経済振興に大きく貢献します。バイオマス燃料は地域で確保し、地域で循環し、地域に利益を与え続けるはずです。バイオマス資源を熱で活用しつつ、不適切な利用をせず、生態系に悪い影響を及ぼさないように、無理をせず、時間をかけてそのシステムを実現させ、持続的な環境の維持に貢献していきます。FIT制度終了後には、バイオマス発電の熱利用転換も含めて、バイオマス利活用のロードマップを『次世代バイオマスニッポン戦略』として国がまとめてほしい。さらにバイオマスを俯諏した委員会を政府に設置して、熱利用・液体化、マテリアル利用、石炭代替でのバイオコークスなど、新製品への転換なども含めた次世代へのバイオマス利活用のあり方を検討してほしい」 ーーーーー以上 上記に掲載されてる画像は、昨年11月開催されたバイオマス熱利用ユーザー協会・準備会設立シンポジウムのページに掲載されている泊さんの3.バイオマス熱利用をめぐる概況と課題の講演資料からもってきました 出版社とご本人の了解をえたので、記事をそのまま、掲載します→新春インタ:再エネ業界トップ級に聞く>バイオマス産業社会ネットワーク泊みゆき理事長 ーーーーーーーーーーーーーーー 具体的な政策提言も含めたインパクトのある記事でした。 森林・林業基本計画策定が予定されるグッドタイミング。 新たにできる「バイオマス熱利用ユーザー協会」も含めて、今後フォローしてまいります また、熱利用の方向での支援措置以下のようなシステムがあるようです 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金 これらの事業に関連する木材チップなどの原料の由来について、持続可能な森林などの由来について、しっかりフォロされているかが、一つのポイントかと思います 今後フォローしてまいります energy5-1<netsuene> |
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