EU 木材規制のリスク木材デューディリジェンスとクリーンウッド法の今後の展開 (2019/11/15)

本年7月に開催された国際環境 NGO フォレスト・ト レンズが主催した視察旅行。参加した我が国のクリーン ウッド法登録実施機関や 木材関連団体の関係者 をが開催した、報告会が林業経済研究所の主催で開催されたので出席しました。

報告者と報告のタイトルは
(1)籾井 まり氏(ディープグリーン・コンサルティング代表); EU 木材規則とリスク木材デューディリジェンス ― EU、アジア太平洋
(2)柳澤 衛氏(一般財団法人日本ガス機器検査協会) ;EU におけるデューディリジェンス(DDs)とクリーンウッド法の登録制度
(3)金井 誠氏(日本合板商業組合); デューディリジェンス実施における業界団体の役割と意義 ―EUTR のリスク木材 DD とクリーンウッド法の今後の展開―
(4)上河 潔(一般財団法人林業経済研究所 フェロー研究員); EU 木材規制の取組と日本製紙連合会の事例から見るクリーンウッド法の今後の 展望

プレゼンの報告内容は、林業経済研究所のHPに掲載されています(→)。EU 視察報告会 EU 木材規制のリスク木材デューディリジェンスと クリーンウッド法の今後の展開

EUTRについては、このサイトでも何回か取り上げてきました。《国際セミナー》違法伐採対策と合法木材貿易の振興(2015/11/24)など

クリーンウッド法が5年に一度改正するタイミングがあと、2年。今後の検討材料はなにか?

CW法には罰則規定がない、それで大丈夫か?(合法性を確認するために必要な手段をしっかりするようにクリーンウッド法の登録する過程で、規定はつくるが、最後の判断となるこれ以上やるべきかかどうかの判断が緩くなる可能性がある、かも)

歴史のある業界団体認定の仕組みを、是非次期のクリーンウッド法の中で行かしてほしい。

などでしょうか?

いよいよ大切な季節になる時に、タイミングのよいイベントでした。

boueki4-74<EUhokoku2019> 

 

■いいねボタン