「合法伐採木材等の流通及び利用の促進に関する法律(通称「クリーンウッド法」)」 で、「木材関連事業者であってその取り扱う木材等について合法伐採木材等の利用を確保するための措置を適切 かつ確実に講ずる者は「登録実施機関」が行う登録を受けることができる」としていますが、10月17日に、以下の5つの団体が登録実施機関として公表されました。
公益財団法人日本合板検査会
公益財団法人日本住宅・木材技術センター
一般財団法人日本ガス機器検査協会
一般社団法人日本森林技術協会
一般財団法人建材試験センター
それぞれの団体の守備範囲、登録審査の条件などこのページでも紹介していきます。
(登録を進めるための正確な情報は直接登録実施機関にコンタクトをお願いします)
(審査の範囲)
日本林業技術協会は、国産材を主体に取り扱う事業者に限定して審査する、としています。また、日本住宅k木材技術センターは建築関係事業者に材を供給している事業者に限定しています。
2018年4月23日現在でウェブ上に掲載されている料金は以下の通りです。
クリーンウッド登録料金 |
登録実施機関 |
登録手数料 |
登録
維持料 |
一括委任料金 |
日本林業
技術協会 |
20,000円 |
一律 |
4,000円 |
なし |
日本合板
検査会 |
32,000円
30,000円
48,000円 |
1種(事業所数9以下の場合、以下同)
2種
両方 |
10,000円 |
なし |
日本ガス機器
検査協会 |
55,000円
以上 |
1種・2種の種別によって違う、事業者数等によって違う(一部公開) |
|
あり |
建材試験
センター |
60,000円
50,000円 |
第一種の輸入業者
上記以外 |
20,000円 |
5000円引き |
日本住宅・木材
技術センター |
30,000円
40,000円 |
事業所数9以下
事業所数10以上 |
7,500円 |
あり |
2017年11月27日現在、各社のHPに掲載している内容
日本森林技術協会http://www.jafta.or.jp/contents/cw/7_list_detail.html
日本合板検査協会http://www.jpic-ew.net/work/document/cwguidance.pdf
日本ガス機器検査協会http://www.jia-page.or.jp/environment/cleanwood/index.html
建材試験センターhttp://www.jtccm.or.jp/biz/ninsho/tabid/683/Default.aspx
日本住宅・木材技術センターhttp://www.howtec.or.jp/publics/index/116/ |
いずれにしても、合法木材の業界団体認定制度との関係が気になっていたので、業界団体が会員をまとめて、一括委任申請をする場合の特別料金があるのか、気になっていましたが、いまのところ3社。
団体という仲介者を介するのでなく、直接申請者とのパイプが大切だという登録実施機関のスタンスの表れでしょうか。
boueki4-68<CWkikan>
|