「持続可能な森林管理」の地球的なレジーム形成と木材貿易に関する研究(2004/5/16)


小生が提出していた表記学位請求論文を4月9日付で認めていただきました。

5年前にこのサイトを開設しようとした動機の一つが、国際的な森林の管理と木材貿易などについて、ある程度まとまった考え方を明らかにしよう、いうことでしたので、やっと一区切り付いたという感じです。

このサイトでの情報発信自体が考え方を凝縮する過程であり、また皆さんのフィードバックが支えになっていました。この場を借りて御礼いたします。

モノモノしい論題ですが、地球温暖化対策のための京都議定書など地球環境問題の解決のための国際約束(「地球環境レジーム」といいます)が着々と進んでいるのに、地球規模の持続可能な森林管理のためのレジーム形成がなぜできないか、どういう道筋があるのか、ということを検討したものです。

構成は次の通り
序章   研究の課題と方法
第一章 「持続可能な森林管理」の地球的なレジーム形成過程
第二章 林産物貿易が森林管理レジーム形成に与える影響
第三章 森林管理レジームの構成要素としての木材貿易問題
終章   本論の意義と視座

興味のある方は目次(pdf)要旨(pdf)をご覧下さい
また、本文は東京大学の関係サイトに掲載されています「持続可能な森林管理」の地球的なレジーム形成と木材貿易に関する研究

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