環境経済政策学会2003年大会報告コレクション(2003/10/14)

9月27−28日東京大学本郷キャンパスで、表記大会が開催されました。小生自身の報告もあり、また初めてコメンテーターの役を仰せつかったりで、結構重たい大会でした。

森林や国際制度など小サイトと関わりのありそうな報告をご本人の了解を得て、一覧表にしておきます。


演題 発表者 要旨 コメント
地球温暖化対策とその対策
経済効果とCO2排出の地域差についての一考察 長谷川良二(神戸大学大学院) x 日本の各地で、排出の形態に地域差
環境損害概念の多元化と地球環境保護 岡松暁子(国立環境研究所) 国同士の環境取り決めの発展方向
Web-GISの活用による住民を主人公として環境情報共有システムの実践と可能性 藤山浩(島根県中山間地域研究センター)他 x 中山間地における、市民と行政のインターネットを通じたコミュニケーション
温室効果ガスインベントリーにおける異なる木製品お炭素勘定方法の政策インプリケーション 橋本征二(国立環境研究所) x ポスト京都議定書の木材資源の吸収機能評価
地域の環境資源管理
CO2吸収機能等の適正配置:地域マネジメントシステムによる環境・地域資源管理に関する研究 杉原弘恭(日本政策投資銀行)他 GISを使って流域単位に森林管理の優先政策の順位を判定
水道の水源水質保全を巡る紛争:カナダ・大バンクーバー水道局水源林の事例について 高橋卓也(滋賀県立大学) x カナダの水源林管理を巡る政策当局と環境団体の関係
農林業と環境
森林資源に対する企業の価値意識 法人の森林制度に関する企業アンカーと調査を通じた一考察 高橋信吾(三菱総研)他 国有林の「法人の森林」制度の展開方向への示唆
「フードマイルズにみる『生活の質(生活の質及び環境への影響)』の変化 根本志保子(一橋大学大学院) 一国のフードマイルズの分析ツールの紹介と分析結果の一例
環境の経済分析
地方環境税導入のための環境評価利用ー神奈川県水源環境税を事例としてー 吉田謙太郎(筑波大学) x 水源環境税に関する、森林保全などいくつかの政策への支払い意志の定量的調査結果
国際関係と環境
国際森林管理レジーム形成と国際熱帯木材機関の役割 藤原敬(森林総研) x 将来の国際枠組みのために、野心的な「2000年目標」合意された過程の分析
ディブロマトリ・サイエンスの構築:欧州酸性雨問題の科学アセスメントを題材として 石井敦(国立環境研究所) x 外交と科学者の微妙な関係対象とした学問分野の提案
環境権の現在的意義:資源配分における非対称性 藤堂史明(新潟大学) x 「汚染者負担」と「生産者負担」の関係如何
国際機関の有効性に関する検討:国連砂漠化会議準備から地球サミットまでの砂漠化対策の事例からのインプリケーション 真田康弘(神戸大学) 砂漠化条約を主導したUNPEが提供する情報の質の問題点
国際環境レジームにおける環境アセスメントの学習プロセス:国際捕鯨委員会を事例として 大久保彩子(東京大学) x 石井報告の事例展開
(森林より海洋の方がもっとわかっていないことが多い)



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