ウッドマイルズ関係指標算出マニュアル暫定案(2003/9/21)


ウッドマイルズ研究会の目的は、「木材の産地から消費地までの距離(ウッドマイルズ)に関する指標の開発と普及を行うこと」(会則第2条)ですが、指標開発の第一歩としてマニュアル暫定案が公表されました。(ウッドマイルズ研究会ホームページへ

このマニュアルは、「住宅に使用される木材の量と輸送距離に関する指標(住宅ウッドマイレージ)を算出する方法について、再現性があり客観的な計算手法を示すマニュアルを作成し関係者が誰でも算出できるような環境を整え」(1-1趣旨)ようと、意図したものです。

今回の暫定案では、ウッドマイルズ関連指標として、次の四つの指標を提案し、その計算手法を提示していますています。

名称 定義 単位
住宅ウッドマイレージ 住宅建築に使用された木材産地毎に産地からの輸送経路に基づく距離に当該木材の材積を乗じて得られる指数 km・m3
住宅ウッドマイレージCO2 上記の輸送経路に応じた輸送形状(原木か製品か)毎、輸送手段(自動車、鉄道、船舶など)毎の距離に応じて排出される二酸化炭素の量を示す指数 CO2-t
住宅ウッドマイレージL 住宅使用木材の産地毎に、建築地点から木材の収穫産地の直線距離(材種別ウッドマイルズL)に当該木材の材積を乗じて得られる指数 km・m3

流通把握度

住宅使用木材のうち、木材の収穫地点から建築地点までの加工貯蔵される箇所が明らかになっている程度を表す指数

この暫定案に従い、具体的な住宅の建築プロジェクトに沿ってはじめて、住宅ウッドマイルズCO2などの指標が積算することが可能になりますが、研究会では、これはあくまで暫定案であり「研究会内外のそれらの声を集め、正式版に向けて蓄積をはかってゆきたい」としています。