1 行事等名 FSC(森林管理協議会)による森林の国際認証審査 2 日 時 平成12年5月15日(月)午前10:00〜5月20日(土)午後8:00 別紙に内容 3 場 所 梼原町森林組合及び梼原町内申請森林等 4 内 容 梼原町森林組合が申請した森林について、国際的に合意された森林管理の原則と規準等に照らし環境に配慮し持続的な森林経営が行われているかを国際的なNGOである森林管理協議会(FSC)の認証機関が審査を行う。 基準に適合して認定された場合には、森林から生産された木材及びその木材を加工した製品にFSCのロゴマークを付ける(ラベリング)ことが可能となる。 消費者はこれを選ぶことで、より森林環境への負荷の少ない製品の取得が可能となる。 認証された場合、日本では速水林業(単独の森林経営体:三重県)に続き、2例目となる。資源管理者の認証(複数の森林所有者がグループとなって受ける認証)としては、初めてであり、今後小規模森林経営の多い日本のFSC認証定着促進の観点から全国的に注目されている。 これまで県では、森林認証制度定着事業の一環として、梼原町森林組合の国際認証取得に支援を行っており、今後は、四万十川流域をはじめとして、県内に制度の普及及び認証の取得を進めていく考えである。 (1)経緯 平成10年11、12月 県主催 森林認証制度勉強会 平成11年 2月 梼原町森林組合 森林認証勉強会 平成11年 5月 県、梼原町主催 認証機関(スマートウッド:アメリカ)による 7月 梼原町森林組合が認証参加者呼びかけ 12月 認証の審査申請 (2)申請概要等 ア 申請者 梼原町森林組合(組合長:中越 利茂) イ 申請面積 2,249.41ha(森林所有者97名) ウ 認証機関 スマートウッド(アメリカ) エ 認証期間 5年間(査察1年1回) オ 加工流通 梼原町森林組合及び池川木材工業(有) (加工流通についても、森林認証と同時に審査) カ その他 認証面積(世界) 約1,800万ha 認証機関 8機関(アメリカ2、イギリス2 カナダ2 オランダ1 スイス1) (3)審査等 ア 審査員 チームリーダー ウォルター・スミス(スマート・ウッド) 林 学 末 田 達 彦(愛媛大学農学部森林資源学教育コース) 社会経済 大 田 伊久雄(京都大学大学院農学研究科生物資源経済学) 生 態 有 光 一 登(元高知大学農学部教授) イ 審査の流れ 審査⇒報告書⇒ピアレビュ−(報告書に対する専門家のコメント)⇒認証の検定 5 その他資料 FSCが守る世界の森林(WWF1998.3 N0247) 森林認証@A スマートウッドガイドライン(県翻訳) |
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担当課・班:森林政策課 木の文化県推進班 担当者 :小 原 電話 :内線4586 |
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