差出人: fujiwara [takashi.fujiwara@nifty.com] 送信日時: 2001年3月9日金曜日 19:19 宛先: fcねっとメーリングリスト - 森林認証研究会ml (E-mail) 件名: RE: FSC認証国内基準草案1 前沢様、富村様:名古屋の藤原です。 メールありがとうございました。 基準の草案を作成作業どうもご苦労様です。 いよいよFSCの日本基準を作成するステージになりましたね。 小生はFSCの会員でもありませんが、FSC認証について 関心を持って勉強してきました。僭越ですが、とりあえず 作成プロセスの部分について意見を言わせていただきます。 草案1の「はじめに」の部分と前沢さんの解説によると 基準作成のプロセスは 第一段階 FSCのメンバーが3機関のみなので取りあえず FSCメンバーがたたき台をつくりいろいろ意見を求め たたき台の修正作業をする 第二段階 メンバーが増えた段階でwgを発足させて 修正されてきたたたき台を又議論をする という段取りを考えられているようですね いずれにせよWGをすぐ立ち上げる段階でないとすれば どうやって関心を高めて第二段階に早く上るかということが 課題だと思います。 そのために第一段階に、もっと工夫がいるのではないか と思います。 今までの認証過程で、ずいぶんとたくさんの人が FSCの活動を支えられていたので、そういう方や、 その他将来参画していただけそうな方を 第一段階から入れて議論をしたらどうかというのが 小生の提案です。 そのために 1 FSCのメンバーに限らず 学会関係者・業界関係者・自然保護関係者・言論界関係者 からなるからなる「起草委員会準備会」というのを立ち上げる 2 草案に対する意見は、起草委員会準備会の合意で処理し 新しい案を作成する 3 起草委員会準備会のメンバー人選は、今までの作業で協力して いただいた方、その他、なるべくいろんな方面に影響力があり、 やっていただけそうな方ということで、自薦他薦を募り、 最後はFSCのメンバー三人決めていただく できればそのまま将来のWGに移行してもよい バランスの構成にしておく 4 事務局は富村さんにやっていただく 以上が小生の提案です 起草委員会設置の意義は 1 様々な意見が出てきた場合の処理の手続きを明確にしておくこと 2 将来のFSCメンバーや支持者の拡大の手段となる の二つです いかがなものでしょうか ******************************************* 藤原敬 中部森林管理局 名古屋分局 郵便番号(個別) 456-8620 電話 052-683-9200  FAX 052-678-1125 email takashi.fujiwara@nifty.com HP http://homepage2.nifty.com/fujiwara_studyroom/ ******************************************* > -----Original Message----- > From: emaezawa [mailto:emaezawa@wwf.or.jp] > Sent: Wednesday, March 07, 2001 3:27 PM > To: SASAKI Ryo; ARAYA Akihiko; KATSUHISA Hikojiro; MURASHIMA Yoshinao; > SHIGA Kazuhito; TAKEDA Hachiro; KOBAYASHI Noriyuki; FUJIWARA Takashi; > HAYASHI Kenji; HIRANUMA Kouta; IMAIZUMI Yuuji; KAMIKAWA > Kiyoshi; MIYAKE > Yuji; SUWA Minoru; HIRAI Saori; INADA KOZO; SAITO Hiroshi; OHARA > Tadashi; OIKAWA Osamu; MAEYAMA Kenji; Fukui Keiji > Cc: TOMIMURA Shuhei > Subject: FSC認証国内基準草案1 > > > 各位 > > 先ほど以下のメールをお送りさせていただきましたが、原文そのものも添付し > て > お送りいたします。 > > 皆さま方と関係する個人、企業、業界団体、研究機関、学会、行政機関等にも > あ > わせて幅広くご紹介いただければ幸いであります。 > > ご意見・ご提案の提出先は以下の通りです。 > ・富村環境事務所  >  toshu@kt.rim.or.jp > > 以上よろしくお願いいたします。 > > WWF 前澤 > > > > ****************** > 各位(転載歓迎!) > > <*FSC認証国内基準草案1作成。ご意見・ご提案いただきたし!*> > >  この「草案1」は「森林認証制度研究会」ホームページでご覧いただけます > (アドレスは以下)。皆さまの忌憚のないご意見・ご提案の程よろしくお願い > い > たします。 > http://www.fc.kais.kyoto-u.ac.jp/~fcnet > >  ご意見・ご提案の提出先は以下の通りです。 > ・富村環境事務所  >  toshu@kt.rim.or.jp > >  なお、皆さま方と関係する個人、企業、業界団体、研究機関、学会、行政機 > 関 > 等にもあわせて幅広くご紹介いただければ幸いであります。 > > *********** > <要旨> > >  FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会。*1)森林認証が > 国 > 内で展開し始めているなか、日本国内での認証を円滑に進めていくためには、 > 「FSC 森林管理のための原則と規準(*2)」に従い国際的な整合性を備え > るとともに、日本の状況にもより即したFSC国内基準が必要となってきてお > り > ます。 > (実際の認証審査では、FSCが認定した認証機関が、それぞれ独自に有して > い > る基準なりガイドライン等を審査対象に関わる関係者の意見を聞き、微修正を > 加 > えた上でそれに照らし合わせて日本人専門家を交えて審査を行います。国内基 > 準 > がある場合は、すべての認証機関はそれに従い当該国で審査を行うことになり > 、 > より円滑な審査が期待されます。) > >  FSC国内基準は、正式には先ず当該国のFSCメンバー(*3)が過半数 > を > 占めるワーキング・グループ(以下、WG。)設立から始まります。WGは経 > 済・環境・社会の各分野からバランスの取れた構成をとらなければならないと > と > もに、さまざまな利害関係者の意見を聞き反映させた上で最終的な国内基準案 > を > 作成し、FSC理事会等で正式に認められるための手続きを踏まなければなり > ま > せん。既に、FSCのメンバーが中心となり、FSCの国内基準、場合によっ > て > は地域基準作成に着手している国もあります(既に正式に認められた基準もあ > り > ます)。 > >  しかし、日本ではまだこうしたWGは正式には設立されていませんし、国内 > 基 > 準の検討も行われてきておりません。日本国内FSCメンバーが3機関のみと > い > う現状ですが、今回、既にメンバーとなっている富村環境事務所とWWFジャ > パ > ンがその「草案1」を作成したものです。今後関連するNGO、林業関係者、 > 研 > 究者、労働組合関係者、行政関係者等に意見を求め、それらを反映したバラン > ス > のとれた内容に絞り上げるためのたたき台として作成したものであります。 >  従って、今後、このただき台をもとに「意見・提案等の収集→草案の改訂」 > と > いう作業を何回/何十回(?)繰り返して詰めていく必要があります。そして > 、 > 我が国のFSCメンバーが増えた段階で、国内WGを正式に立ち上げ、このた > た > き台をもとに詰められた草案をもとに、国内基準最終案を正式に詰めていき、 > F > SCの理事会等への承認申請へと向かえればと考えます。 > >  また、今回はまだたたき台ですので、特に締め切りは設けず、ある程度ご意 > 見 > 等いただいた時点で、それらを反映させて早速「草案2」作成へと取りかから > せ > ていただきたいと存じます。「草案2」が出来た時点でまた皆さまへご紹介し > た > いと存じますが、入れ違いにいただいたご意見等も「草案2」以降に反映させ > て > いただきたいと存じます。 > >  重ねて、皆さまの忌憚のないご意見・ご提案をお願い申し上げます。 > > WWFジャパン > 前澤 英士 > > *********** > > *1:FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)については、 > 以 > 下のホームページをご覧下さい。 > ・FSC >  http://www.fscoax.org/ > ・WWFジャパン >  http://www.wwf.or.jp/ > (「活動紹介」→「森林保護事業」) > > *2:「FSC 森林管理管理のための原則と規準」は、上記「森林認証制度研 > 究会」ホームページであわせてご覧いただけます。 > > *3:FSCメンバー申し込みについては、以下のホームページをご覧下さい > 。 > ・FSC >  http://www.fscoax.org/ > ・WWFジャパン >  http://www.wwf.or.jp/ > (「活動紹介」→「森林保護事業」)