南アルプスエコパークミュージーアムー井川地域の方々が担ってきた自然との共生の歴史(2026/9/4)

8月27-28日林政ジャーナリストの会共同取材で静岡市の大井川上流、特種東海製紙グループが所有する南アルプスの井川社有林を訪問る機会がありました。

その内容は追ってしっかりご報告しますが、その途上で「南アルプスエコパークミュージーアム」という、昨年できたすばらしい施設を訪問しました。

イントロとして、その施設の報告をします。

(M:I 施設のご案内)

(M:I??)

南アルプスエコパークミュージーアムは、愛称を「M:I(エムアイ)」というそうです

「南アルプス(Minami-Alps)」「井川(Ikawa)」(所在地の静岡市葵区井川)の頭文字、および「未来への一歩(Mirai e no ippo)」という意味を込めて付けられているんだそうです。(映画の「ミッション:インポッシブル」ではありません。とAIが言ってます)

(設立の由来)

3000m級の山々を有する南アルプス。

南アルプスは2014年6月、自然環境と周辺地域の歴史・文化が世界に認められ、ユネスコエコパークに登録されました。

2024年6月には登録10周年を迎え、これからもユネスコエコパークの理念に基づき、南アルプスユネスコエコパークの自然環境の保全と持続可能な利活用の調和をより発展させることに尽力します。

そのために、井川地域に、南アルプスの自然の雄大さと井川地域の歴史と文化を発信、継承する拠点として「南アルプスユネスコエコパークミュージアム」が誕生しました

<以上○○より>

(ユネスコエコパークとは)

ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)は、生物多様性の保護を目的に、ユネスコ人間と生物圏(MAB)計画(1971年に開始した、自然及び天然資源の持続可能な利用と保護に関する科学的研究を行う政府間共同事業)の一環として1976年に開始されました。

ユネスコエコパークは、豊かな生態系を有し、地域の自然資源を活用した持続可能な経済活動を進めるモデル地域です。(登録地域数:142か国784地域うち国内は10地域。)※2026年4月現在

世界自然遺産が、顕著な普遍的価値を有する自然を厳格に保護することを主目的とするのに対し、ユネスコエコパークは自然保護と地域の人々の生活(人間の干渉を含む生態系の保全と経済社会活動)とが両立した持続的な発展を目指しています。

登録地域は、域内の自然の成り立ちや、そこに育まれた歴史文化に対する理解を深めるほか、地域づくりの担い手を育成することが期待されています。また、世界ネットワークの一員として、登録地域同士の学び合いを通じてさらに取組を進めることが求められます。

<以上文部省サイト生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)についてから>

すごいですねー、グローバルな視野から、森林と地域住民の連携を推進する地域森林のガバナンスですね(持続可能な森林経営の重要なコンセプト)

(ユネスコエコパークの3つの機能、3つの地域)

左の図にあるように、保存機能、学術的研究支援、経済社会の発展、の三つの機能が求められます(左図)。

そして三つの地域(右の図)

核心地域:多くの動植物の生育が可能であり、法的にも厳しく保護され、長期的に保全されている地域

緩衝地域:核心地域の周囲または隣接する地域で、核心地域のバッファーとしての機能を果たします。ユネスコエコパークのための実験的研究だけで無く、教育や研修、森林セラピー、エコツーリズムなど、自然の保全・持続可能な利活用への理解の増進、将来の担い手の育成等が行われている。

移行地域:人々が居住し生活を営んでおり、自然環境の保全と調和した持続可能な地域社会の発展のためのモデルとなる取組が行われている

ー以上ー南アルプスエコパークサイト、ユネスコエコパークとはよりー

(ユネスコの基準から見た、井川地区・井川社有林)

左の図が、南アルプスエコパークの三つの地域ですね(南アルプスユネスコエコパーク申請地面積より

総面積 302,474ha
核心地域 24,970ha
緩衝地域 72,389ha
移行地域 205,115ha

静岡市内の、核心地域と緩衝地域は小面積ですが、ほとんどすべて井川社有林、その他の市内は移行地域です

3種類の地域を全部含む、井川社有林は大切な役割ですね=

特に静岡市が運営するニュージーアムでは重要な位置づけだと思います

(エコミュージアムから発信される情報)

展示室・体験工房・レストラン・研修室で構成されるミュージアムです。

展示室では、主に南アルプスの自然や井川地域の歴史・文化が紹介されています。

「南アルプスパノラマシアター」では、8k映像でダイナミックな南アルプスの雄大な自然に包まれる没入体験を楽しむことができます。

(このシアターの動画が素晴らしかったです:4章構成、

第1章 大地の記憶-南アルプスの成り立ち/ 日本列島の衝突と隆起:プレートの運動が突き動かした驚異の隆起スピード(現在も続く隆起)・・・

第2章命を育む自然-希少な生態系/ 垂直分布の美:低山帯から高山帯(ライチョウやコマクサの楽園)へと変化する植物相

第3章 営みの風景ー独自の暮らしと文化/ 山岳信仰と修験道:古くから人々が山に抱いてきた畏敬の念

第4章 未来への課題-自然と人の共生/ 地球温暖化の影響:高山植物の衰退や、ニホンジカの食害による生態系の危機・・・

太古の歴史から未來へ。

内容がわかる情報はありませんか?とお聞きしたら、「現地への来訪を促すためでもありますので、ご理解いただけますと幸いです。」と断られました。(上述は私のメモとAIです)、本物にあいに、「是非おいでください」

その他「人と自然との共生」を学べる場となっており、焼畑農業を中心とした伝統行事、信仰、暮らしと道具のつながりなど人々の営みを知ることができ、独自の歴史・文化が今も色濃く残る井川地域の魅力を再発見できます。

2Fのレストラン赤石では、地元の在来作物を使ったプレートやジビエバーガーが提供され、井川湖の湖面を眺めながらのんびりと楽しむことができます。 また、蕎麦打ち体験やE-bikeのサイクリングなど、南アルプスの自然や井川の魅力を感じていただける体験プランも随時開催されています。

以上・・静岡市の南プスから

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昨年できたばかりの施設ですが、グローカルな視点を踏まえた、ローカルな住民と森林のガバナンス。

更なる発展をお祈ります。

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参考サイト:
M:I 施設紹介 | MI museum
南アルプスユネスコエコパークミュージアム – 南プス – 南アルプス・井川地域の魅力発見!

junkan10-29<ikawananalp>

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