五輪開会式木の五輪ー前大会から展示林でそだてられた世界の木(2021/8/15)

世界中の人が見るTokyo2020東京五輪の開会式

途中(クライマックス?)で木の五輪が登場

開会式の公式HPでも、4. A LASTING LEGACYとして、丁寧な解説

「今回登場するオリンピックリングスには、1964年の大会のレガシーが受け継がれています。前回の東京1964オリンピックで、各国選手団が持ちよった種から育てた木の間伐材が使われているのです。デザインは、日本の伝統工芸である寄せ木細工をイメージしています。

さらに舞台となる国立競技場にも47都道府県の間伐材が活用されています。木の恵みと共に暮らしてきた日本の木工技術の素晴らしさ、それを担う江戸の大工職人たちに光を当てたパフォーマンスが繰り広げられます。そして日本各地はもちろん、世界の様々なカルチャーが一緒にこの地を踏みしめながら、リズムを重ねていきます。2度目の東京大会が目指す「多様性と調和」の響きをぜひ感じ取ってください。」

舞台となる新国立競技場の木(間伐材だったかな?)もふくめて、木とそれを加工する技術者がつくる日本の伝統社会の木の恵み。引き継がれるレガシーなんだそうです。

(木の由来は)

五輪開会式、北海道が「下支え」 五輪オブジェは遠軽産木材(北海道新聞)

こちらに詳しい解説があります。
1964東京オリンピックゆかりの木(遠軽町 北海道家庭学校展示林)(遠軽町)

「遠軽町内、留岡にある児童自立支援施設「北海道家庭学校」の広大な敷地の一角に、1964年(昭和39年)東京オリンピックの際に、参加各国選手団が持ち寄った木の種から育った林があります。展示林と呼ばれるこの林には、カナダやアイルランド、北欧などから提供されたパイン類やトーヒ類が約160本育ちました。
 大会当時、世界中から集まった種は生育環境や気候に合わせて日本各地に配布され、北海道で育苗されたものはここ遠軽の自然豊かな家庭学校展示林に植樹されました。」

1964東京オリンピックゆかりの木(遠軽町 北海道家庭学校展示林) 紹介動画

1964の世界の日本の共生のレガシー。大切に育てられた森林のパワーを感じます。

2020のレガシーはどのように伝えられていくのかな?

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