日本森林学会2010年大会から(2010/4/17)

日本森林学会の121回大会が筑波大学キャンパスで4月3-4日に開催されました。

残念ながら発表する準備はできませんでしたが、最近の学会動向にふれてみようと参加してきました。

直接聞いたものだけではありませんが、公開されている報告で小HPに関係がありそうなタイトルを紹介します。

森林学会の報告全体はこちらから

カーボンオフセットに関するテーマ別セッション(発表者にお願いし発表資料こちらに掲載
日本における」森林関連クレジットの動向 梶原晃(神戸大院経営) 要旨 森林に関するクレジットの紹介
カーボンオフセットと森林吸収源ー我が国と世界の動向 小林紀之(日大院法務) 要旨 オフセットクレジットJ=VER制度の中の森林管理プロジェクトの概要と意義
北海道4兆によるオフセットクレジット制度活用の取り組み 丸山温(森林総研北海道) 要旨 足寄、滝上、美幌、下川町のJVER取得3.7万トンの先進事例
長野県における森林二酸化炭素吸収量評価認証の取り組み 小林元(信州大学) 要旨 長野方式による二酸化炭素吸収量の算定方法の紹介
地域密着型カーボンオフセットをめざして 高橋卓也(滋賀県立大学) 要旨 びわ湖の森ローカルシステムの挑戦 、地域の取り組みの意義が分かり易い
J−Ver制度を活用した山村地域活性化の可能性と課題- 佐藤宣子(九州大学) 要旨 NPO法人九州森林ネットワーク会員の取り組み事例より、
企業から見た森林吸収型オフセットクレジット 岡田広行(住友林業) 要旨 企業の目から見た冷静な分析
温暖化対策のコスト分析と森林政策 栗山浩一 要旨 森林吸収源のコストについての報告もあります
国内林業の環境的側面(発表者にお願いし発表資料(少々お待ち下さい))
林業分野の直接的支払い制度における森林認証制度運用の可能性 加賀屋廣代(東大院農) 要旨 林業経営の環境パフォーマンスに応じた助成制度の検討
日本型CSR活動の本業との関係性 福島崇(早大院) 要旨 日本企業の森林関連活動からCSRを考える
フィンランドにおける生物多様性戦略と政策 香坂玲 要旨 環境行政と林業行政の関係
戦後造林地における伐採と林地移動の実態 増村恵奈(九大農) 要旨 欧州の調査による、森林認証普及への課題提案
長期的な人工林伐採・造林面積の適正水準に関する検討 岡裕泰(森林総研) 要旨 心配な次世代人工林に誘導するための施策を提言
素材生産業における業界活動が直面する課題 薛佳(宮崎大学) 要旨 注目される先進事例NPO法人ひむか維森の会によるガイドラインの普及について実施報告
住宅ビジネスにおける「CASBEE」と「持続可能な森林から産出された木材」の役割 松岡健二朗(東京大学) 要旨 緑の建築基準に関心ある、工務店の森林認証木材などに関する調査結果
日本におけるCoC認証製品市場の展開と展望 坂本朋美(京都大学) 要旨 建設業界における、環境調達木材調達の現状

gakkai<sinrin2010>



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