2025年林業経済学会秋期大会コレクション(2026/1/20) (1/29改定)

11月29-30日に、林業経済学会2025年秋季大会が滋賀県立大学で開催されました。

全体を俯瞰することはできませんでしたが、気になる報告をつまみぐいします。

林業経済学会の関連ページにプログラム(口頭発表、ポスター等)、 発表要旨集

 発表者  標 関連情報 注目点
テーマ別セッソン:いま日本の森林・林業政策として何がもとめられるか? (森林・林業基本計画の策定に向けて)
 T 立花敏
(京都大学)
 特別セッソンに関する趣旨説明  プレゼン資料 林業経済学会の関連活動の歴史など(勉強部屋ページで紹介済) 
 T1 吉川 正純
(林野庁)
森林・林業基本計画の変更に関わる情勢の整理 要旨集p41
プレゼン資料
勉強部屋ページで紹介済
T2 松本 美香
(高知大) 
森林との関係性の再構築への期待  要旨集 p42  
T3 栗山 浩一
(京都大) 
森林環境政策におけるデータ分析の重要性と課題  要旨集  p43  森林環境譲与税が、国民の意図通り使われていない。データ分析が必要
T4 久保山 裕史
(森林総研東北) 
国産材供給拡大における課題と対策  要旨集  p44  森林の成長量に比較した伐採量低位性(欧州に比べて)、原因を究明
 T5 岡 裕泰
(森林総研)
人工林伐採・再造林の地域別動向と森林資源の長期見通し及び森林政策  要旨集  p45  次世代への森づくり、地域差が大きい、いあのまま行くと現人工林の5分の1が次世代育成林?
 T6  佐藤 宣子(九州大) 地域分析なき森林計画制度変更の軌跡―小規模分散森林所有は日本林業の根本問題なのか?―  要旨集 p46  経営計画策定計画動向をベースに、地域的際の要因分析のステップアップを
 T7 多田 忠義
(農林水産政策研)ほか
自ら伐採する林業経営体の地域分布と地域林業経営における相補性の検討  要旨集 p47  農家などが林業の伐採を自家労働で支える「相補性」の地域的分析
T8 嶋瀬 拓也(森林総研)ほか  北海道人工林における主伐後の施業のあり方を考える―収益改善と利用促進のために―  要旨集 p48 北海道針葉樹人工林の次世代林造成のネック打開策の検討 
 T9 堀 靖人
(東北農林専門職大)
造林請負事業体をめぐる新たな動き  要旨集 p49  皆伐後の再造林を担う主体としての請負事業体
 T10 澤田順子
(元林政審議会委員)
林政審議会委員体験記―地域の木材業・建築業の立場か
ら― 
要旨集 p50  ハウスメーカ^勤務の森林施策普及における個人的貢献
次世代の森林に向けたガバナンス
B22 岩田 聡(北海道大)ほか 北海道民有林における主伐・再造林の展開過程―森林組合の聞き取り調査から― 要旨集 P38 北海道で再造林率が高い理由ー助成制度と森林組合のシステム
森林と市民・企業の関係  
A14 富塚 雅之
(京都大)ほか
BtoC企業の森林認証に対する認識―環境報告書の分析
を通じて―
要旨集 P15 企業の森林認証への関与は消費者の選択でなく、環境報告などを通じたイメージづくり?
森林と地球環境・カーボンニュートラル
A1 内藤 大輔(京都大) マレーシア・サバ州クアムット保存林におけるカーボンクレジット認証導入と地域住民への影響 要旨集 P2 商業林から保護林に転換した保存林を対象としたクレジット取得過程
  A2 古賀 瑞(東京大)ほか 国内外の炭素市場の動向を踏まえたJ-クレジット制度森林経営活動方法論に関するレビュー ―久留米市田主丸財産区間伐推進プロジェクトを事例に―  要旨集 P3  J売れジット制度の最近の増加傾向と伐採計画がない保存林での可能性
  A3 佐藤 惟生(東京農工大)ほか Jクレジットの方法論FO-001に基づく森林経営分野にお
ける主伐炭素排出計上に関する研究―炭素負債と一時固
定効果の観点から―
 要旨集 P4  Jクレジット森林経営活動方法論(FO-011)の排出量評価のリアルな数値との比較
木材利用と木材のサプライチェーン管理
B21 岩永 青史
(名古屋大)ほか
木材市場における木材の合法性に関する制度 要旨集 p37
プレゼン資料
合法性確認のガイドラインにとクリーンウッド法二つのツールの関係を現地調査、重複・不足点を指摘
B23 前川 洋平(道立総合研究機構)ほか 北海道の林業・林産事業体における木質バイオマス発電事業への対応状況 要旨集 p29 FITバイオマス発電所への供給過程の連年調査結果。安定供給体制にはなっていない
その他
A10 平野 悠一郎
(森林総研)ほか
現場フォレスターが持つ知識に対する認識の日米比較 要旨集 P13 森林管理を現場で担う現場フォレスター(都道府県普及職員など)の各国比較調査結果の一部
A11 石崎 涼子
(森林総研)ほか
現場フォレスターが持つ知識に対する認識の日独比較 要旨集 P12 同上。日本でモデルといたドイツのフォレスタ―と比べると、日本の国有林の森林官は類似性があるが・・・

gakkai<rinkei2025>



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