勉強部屋Zoomセミナー第4回プレゼンデータタイトルリスト(2023/2/1)
SDGs時代における林業の使命〜次世代の森林の在り方は?森林の多面的機能評価のリーダーが、FSCの将来と、次世代の市民とともに歩む森林の在り方を熱く語る(2023年1月14日開催)のプレゼン資料タイトルのリストです

いただいた元データはこちらにおいてあります

セッション No タイトル  
イントロ  
2 太田猛彦自己紹介  
3 2022年から郵便はがきに FSC のマークがつきました  
4 FSC森林認証制度  
5 ぐりーん&らいふ「森林・林業の周辺事情」シリーズ一覧表  
6 ぐりーん&らいふ「森林・林業の周辺事情」シリーズ一覧表  
第1部 日本社会の発展(歴史)と森林の変遷との関係を通して森林管理の原則を学ぶ(森林飽和より)
7 日本社会の発展(歴史)と森林の変遷との関係を通して森林管理の原則を学ぶ  
8 森林に関わる立場  
はげ山だらけだった日本の山  
9 森林飽和ー国土の変貌を考えるNHKブックス(現在の姿をしるにはかつての森の姿を知ってほしい)  
10 写真に見るはげ山だらけの日本(森林飽和第2章)  
11 1912年頃の滋賀森林管理署立石国有林(滋賀県野洲市)の状況  
12 かつて、東京都の水源林にも森林はなかった(明治後期)  
13 北のほうでも森は少ない・・・ 現十和田市 昭和25年前後  
14 江戸時代もー広重の絵にも豊かな森はでてこない  
15 江戸時代―すさまじいまでの木材消費  
16 この時代から森は貧弱だった(関ケ原合戦図屏風)  
森林の歴史  
17 森林の歴史(1)「世界で唯一」の森で暮らした縄文人 ー1万年以上続いた縄文時代  
18 森林の歴史(2)森林劣化の始まりー稲作の伝来  
19 森林の歴史(3)江戸時代は産地荒廃の時代  
20 農耕社会は里地里山システムに支えられていたー稲作農耕社会の土地利用  
21 日本人は森林資源を目いっぱい使ってきた!!ー日本人がつくった森(スギヒノキの人工林と里山の二次林)  
22 しかし里山は荒廃していた―里山生態系は荒れ地生態系ー幕末はその半分以上が草地ーその光景は1950年代まで  
23 山城邦平尾村の越図-毎年土砂災害と洪水が氾濫が多発  
24 江戸時代は山地荒廃の時代ー幸と里山システムは持続可能ではなかった  
25 里山=入会地:入会のルールを決めて皆で使った  
26 江戸時代の国土保全策  
27 飛砂害防止のため砂浜海岸にクロマツが植えられた -虹の松原唐津市  
28 森林を伐って、使いすぎるとこうなる・・・かつての日本の森林の姿(愛知県春日井市1904年)  
29 日本の森林の歴史(4)日本の森林が史上最も劣化・荒廃した明治中期ー● 日本の森林は、何世紀にもわたる荒廃の時代から回復した。  ●日本の森林は400年ぶりの緑を回復している(森林飽和の時代)  
30 現代人が抱いている 里地里山 のイメージ(環境省)この絵は大ウソです  
31 明治中期における京都北東山地の植生景観-ほとんどすべてが小木  
32 明治前期における関東地方南部の林種分布ーほとんどがマツ林とナラ・クヌギ林  
33 明治前期における関東地方南部のナラ、クヌギ林の伐期  
34 日本の森林面積・蓄積変化ー国産材供給量が最大の時期も資源量は増加していた  
森林飽和の影響は?  
35 ● 森林飽和の影響→ 「“治山治水”は成功した」か? ・・・Yes!→国土の大きく変貌しているようだ →『森林飽和』  
36 ● 生態系の変化ー放置された里山での生態遷移の進行:森林化→ ◎ 本来、森にとっては歓迎すべきことー竹林の繁茂や花粉症のまん延などの新たな問題  
37 ● 侵食様式の変化ー表層崩壊の激減と土石流の変化  
38 1960年代と2020年代の降水量に被害の発生比較  
39 国交省砂防部の豪雨とsy面災害の発生件数推移表  
40 川下への影響ー森林の充実で河川も海岸も変貌  
41 小田原市の海岸線後退状況  
42 森林の変遷と国土環境の関係● 海岸侵食:温暖化による海面上昇の影響がさらに加わる  
森林の原理と多面的機能の重要性  
43 森林・林業基本法と森林の多面的機能ー● 森林・林業基本法の成立の意味  
44 森林・林業基本法と森林の多面的機能ー森林・林業基本法(2001):森林整備の第一目的は、“森林の多面的機能の持続的発揮”  
45 SDGs(持続可能な開発目標)?2030年の時点で達成すべき世界目標ー17目標 ー 169ターゲット ー 232(244)指標  
46 ●森林は多面的機能を持っている。・・・森林の管理とSDGsは相性が良い。  
47 現代の森林管理・林業ー“保全”と“利用”を両立させる森林管理ー「適切な林業・木材産業」 とは持続可能な森林管理のもとでの木材利用  
48 ●森林の“多面的機能の持続的な発揮”を考える基本原則を二つ考えました・・・  
49 ABCD国連のミレニアム生態系評価とほぼ一致する「森林の原理」  
50 A自然環境の構成要素(相互に作用し、バランスが取れている)  
51 B森林は約4億年前に地球上に出現した  
52 B地質時代の森林の機能ー●森林は、約4億年をかけて、現在の地球環境を創造した  
53 C農耕社会の地域システムー2000 年以上続いた日本の稲作農耕社会  
54 C森に対する畏敬の念や木材の利用  
55 D多面的機能の種類と森林の原理の関係  
56 環境原理を犯さない森林の管理と利用、すなわち、環境原理と物質利用原理の両方を満たす森林の管理と利用こそ   「“持続可能な”森林の管理と利用」
 
57 森林の多面的機能と森林の原理と生態系サービス  
58 ● 森林の多面的機能の持続的発揮に資する森林管理 ・一つ一つの機能はそれほど強力ではない(機能の限界性)が、多くの機能を重複して発揮することができ、総合的に強力である。  
59 森林の機能の階層性  
60 7つの機能から見る現代の森林問題  
61 現代の森林管理ー齢級構成がいびつ  
第2部地球環境史と人類文明の発展を比較して現代の森林管理を考える
62 地球環境史と人類文明の発展を比較して現代の森林管理を考えるー森林の多面的機能に関して、なぜ「生物多様性保全」や「地球温暖化防止」が最初に掲げられているのか?・・・考えたことがありますか?  
63 ●森林の“多面的機能の持続的な発揮”を考える基本原則を二つ考えました・・・新しい森林の原理   2003年の日本学術会議対外報告「真の循環型社会を求めて」で原案を提示
 
64 IPCC第6次評価報告書(2021.8.9) 科学的根拠ー温暖化問題説明省略  
65 生物多様性の変化  
66 パリで開かれた「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)の第7回総会  
67 「100万種が絶滅危機」IPBESが生物多様性の報告書  
68 WWF「エコロジカル・フィットプリント」「生態系サービス」の考え方→日本学術会議「森林の原理」  
69 経済社会の発展 (人口の増加(都市の発展)・テクノロジーの発達・貿易の増加)→生物多様性の喪失-30年ネイチャーポジティブへ  
70 第15回生物多様性条約締約国会議 COP15 2022年12月モントリオールで開催●昆明・モントリオール目標   ・・・愛知目標の後継
 
71 私たちの生活?安定した気候  カーボンニュートラル              生態系サービス生 物 多 様 性  
72 SDGsと親和性が高い森林・林業  
「農耕社会」と「現代社会」を比較する  
73 「農耕社会」と「現代社会」を比較する  
74 ● 地球環境問題を分類すると・・・○ 土地と水の利用の問題○ 地下資源利用の問題  
75 人類史農耕社会  
76 日本の一次エネルギー消費量  
77 現代社会 (工業社会・都市社会)●地下資源を利用することにより、人間活動が拡大した現代社会では  
78 ● 農耕社会と工業化社会を比較する (人類史)閉鎖型農耕社会(自給自足社会)現太陽エネルギー依存、vs開放型近代社会(工業化社会)古太陽エネルギーや地球の進化の産物を利用  (ハゲ山は消滅)  
79 プラネタリーバウンダリーの考え方で表現された地球の状況  
80 人間が地球をかえるー1950年から右肩上がりの急加速  
81 一次エネルギー消費量  
82 工業化以前の地球バウンダリー分析  
83 現在の地球バウンダリー分析  
地下資源を使う意味を考える・・・地下資源由来の廃棄物が多いー→ 地上の資源・エネルギーを使う必要性が分かる
84 地下資源を使う意味を考える・・・地下資源由来の廃棄物が多いー→ 地上の資源・エネルギーを使う必要性が分かる  
85 私たちは地球の表面の“薄っぺらな空間”の中で活動している  
86 生物圏空間  
87 BとE持続可能な社会は地球史と人類史をつないで見れば分かる・・・(日本学術会議で提案)  
88 B惑星地球の特徴  
89 B? 大気の組成の変化  
90 B? 寒冷化  
91 B?生命の誕生・海中で進化  
92 B_植物/森林の進化の歴史  
93 ●地球環境史の中の森林ー植物の進化により乾燥に強い種子植物(針葉樹林)が生まれて、森林は徐々に大陸の内部に拡大していった。→地球の気候の安定  
94 生物多様性 ・・・遺伝子内、種、生態系 ・・・さらに深い意味がある  
95 人類文明発祥以前の森林環境史と人類文明発祥以後、とくに、産業革命後の森林(地球)環境史をつなぐ● これは地球環境系の共進化の方向に逆行している  
96 生物は変化する地球の環境の中で進化した  
97 地球環境の変遷と地下資源の形成ー● 特に地下資源の利用は地球の共進化の方向に逆行しているー例えば、化石資源の利用を制限して逆行を止めねばならない  
98 低→脱炭素社会・循環型社会  
99 ○ 持続可能な社会と森林     /新しい森林の原理  
100 脱炭素社会・循環型社会  
101 ●森林をめぐる炭素循環はカーボン・ニュートラル(中立)!  
102 ・木材/バイオマスの利用はカーボン・ニュートラルであるために脱炭素社会に有効なのである。使った方が良いのである。それを保証するのがFSCなどの森林認証制度である  
103 新しい「森林の原理」 (2004)  
104 ・健全な森林と人間との良好な関係は以下の原理によって表すことができる  
105 持続可能な範囲で森林を積極的に利用することが、持続可能な社会づくりに貢献する  
106 以上を総括すると・「木材を生産すること」そのものが“公益的”な機能(字義どおりの意味の)の発揮である と言える。  
107 安定した気候(カーボンニュートラル)・生態系サービス(生 物 多 様 性)私たちの関係を理解することが極めて重要な時代  
FSCの活動の特徴  
108 FSCの活動の特徴  
109 賛成は緑 反対は赤 賛否不明の時は投票で  
110 投票の仕方  
111 FSCの活動の特徴● 環境保護ー FSCの森林管理基準は水質保全や希少な原生林での伐採の禁止、天然林被覆の消失の回避、危険性の高い薬品の禁止など広範に渡り、これらは全てFSCシステムの独特の特質を示している。
 
112 FSCの活動の特徴● コミュニティーとの積極的な関わり透明性  
113 FSCの活動の特徴● マーケットへのアクセス  
114 FSCの原則と基準ー原則と基準は世界中どこでも適用可能であり、森林やその他の生態系、また文化、政治、法律上の仕組みをカバーしている。
 つまり特定の国や地域に限定されるものではない。
 
115 公開されているFSC森林認証「日本国内規格」を使えば持続可能な森林管理が行われているかどうかがチェックできる ・10の原則 ・70の基準 ・227の指標  

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