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持続可能な森林経営の実現のための政策手段に関する勉強部屋
   http://homepage2.nifty.com/fujiwara_studyroom/
      ニュースレターNo.028.....2002/01/01
        by 藤原敬 森林総合研究所 
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     表記ホームページの改訂と同時に配布しています。
      今後不要の場合は、そのまま返信してください。
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<初夢、世界をリードする日本発三つの森林情報>

皆様あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

(海外発の情報に翻弄される日本)
昨年一年を振り返ってみると、何といっても9月の同時多発テロ事件が
ポイントですが、我が国の社会全体が海外発の情報に翻弄されている
こと様を如実に示しました。小ホームページの関心の対象である森林
林業政策にとっても似たようなことがいえます。昨年暮れの二次補正
予算の編成など、白紙で予算の配分を議論するときの森林サイドの
一番の論点は、気候変動枠組条約の締約国会議の議論の動向でした
。また、FSCの日本基準、日本版の認証制度など来年に向けて話題を
提供しそうな認証制度も海外発の議論の導入です。
(世界をリードする日本発の情報)
さて、今年はリオ+10の国際会議がヨハネスブルグで8月に開催され
ます。このような場で、逆に、世界に発信する我が国の森林林業情報は
何だろうかと考えてみました。
(森林林業基本法の改正)
昨年37年ぶりで我が国の林業基本法が改定され、「森林林業基本法」と
なりました。G8の一角の森林林業関係の基本法の改正は話題性十分
です。特に「国際的な協調と貢献」を規定した第18条については、世界
中の人に読んでほしい条文です。
(林産物貿易政策の主張)
WTOの新しいラウンドが始まることになりました。「環境と貿易」が議題に
なっていますが、どんな展開になっていくのかだれも分かりません。世界で
もっとも大きな林産物輸入国の一つである我が国が、持続可能な森林経営
の実現に向けてイニシアティブをとることができる分野です。
(理念をフィールドにつなぐ森林計画制度)
世界の森林政策の共通の悩みは、政策的枠組の改革は進んだが、それを
森林経営の現場に具体化することができない所です。(国際熱帯木材機関、
国連IFF報告などなど)。そこに焦点を当てているのが森林認証制度の売り
物ですが、もう一つ日本が森林法の中で規定している「任意の森林施業
計画制度」というのが、その問題に切り込んでいる有力な仕組みです。
(今年もよろしくお願いします)
これらの点について、積極的なアピールをしてゆくべきなのではないでしょう
か。
世界の森林政策の展開と我が国の政策のリンクを一つの問題意識とする小
サイトではその辺の所をしっかり追いかけてゆこうと思います。今年もよろしく
お願いします。

以上
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藤原敬         森林総合研究所
郵便番号(個別) 305-8687
電話 0298-73-4751  FAX 0298-73-3795
email takashi.fujiwara@nifty.com
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