第1回 APEC林業担当大臣会合
森林と業に関する北京声明(仮訳)
2011 年9月7日、北京

2011 年9月6日から7日に中華人民共和国北京市で開催された第1回 APEC 林業担当大臣 会合に出席した 我々 閣僚および高級実務者は、

世界 経済は金融 危機から回復しつあるもの、 資源・エネルギー不足や気候変動、生物多様性の喪失、貧困や食料安全保障等課題にまだ 直面して おり、それに対して、森 林の管理改善、保全および回復が 、APEC エコノミーの 経済 、環境 、社会の優先度高 いものおよび目標に重大な貢献をし得、これらの課題に対処する国際協力強化必要 性を実感し、

すべて のタイプ森林につい2020 年までに 域内で 少なくとも 2000 万ヘクタールの森林 被覆増加を達成し「持続可能な森林経営および回復のためアジ太平洋ネットワーク」を設立する 2007 年シドニー APEC 首脳宣言のコミットメンを想起し、

「シドニー宣言に掲げた願望としての目標を達成するめ の作業を強化するともに、実 務者にこの目標へ向けて具体的な措置をとるよう指示 し、 また、 違法伐採および 関連 する 貿易への懸念に対処し、 持続可能な森林の 経営および 再生 を促進する」 とした 2010 年の横浜 APEC 首脳宣言もまた想起し、

国際連合環境と開発会議( UNCED )森林原則および国際連合の全てに関する法的拘 束力のない文書( NLBI )を再確認し、これら が社会経済の発展、環境的持続可能性貧困 撲滅、気候変動および第 19 回 APEC 首脳会議の一つ優先課題 として議論される グリーン 成長にお ける 森林の重要な役割と 貢献について認識を高めたこに注目 し、

林業 は、その独特役割と持続可能な開発へ貢献によりグリーン成長を達するため の先導的セクターとなる潜在力を有してい ることを認識し、

途上国の森林 減少・劣化 からの排出を削減すること (REDD )に関連した事項ついて の政 策的アプローチ及び 正の インセティブ を含み 、また森林 保全 の役割と 持続可能な経営 と同時に途上国おける森林の炭素蓄積 の強化 も含めたカンク合意を歓迎し、

APEC エコノミー のおかれた自然よび社会経済多様性、各ごと の異なる開 発ニーズと目的、またグリン成長持続可能な 発展のために 域内の森林を 保全し、持 続可能な経営を行い、回復する事に 関する 大きな課題を 念頭に置き、我々は以下希求 す る。

1.持続可能な森林経営、保全および回復についての政治的コミットメンを維 持し、さらに強化する。
2.森林に関する取極の実施を促進し、 持続可能な経営ついて共通理解国際 連合 森林フォーラム( UNFF )、国際熱帯木材機関( ITTO )や北方林及び温帯の保 全と持 続可能な経営のため基準と指標モントリオールプロセス等 の既存の 国際的 枠組みを通 じて培う。
3.グリーン成長の1コポネトとして 、革新的 資金メカニズムの 検討を含 む持続可 能な森林経営に関する国際協力 を強化する。

4. APEC エコノミー の間で森林 の政策および 経営について 連携 と協力を強化する。特に 持続可能な林産物貿易と投資の 促進 、林業セクターにおける経済 および 技術協力の深化、 森林の多面的利用を 生産物とサービスの両面から促進し、 違法伐採についての APEC 専門 家グループを通じて この課題 への対処、合法的に伐採された林産物貿易促進こ課題 についての人材育成を行う ことにより強化する 。

5. 地域の森林資源を保全 し、回復して持続的に活用する実践な協力を 、特に、地域森 林イニシアティブ、技術協力その他地域持続可能な森経営強化方策において 先住民 および地域社会を 含むステークホルダの積極的な参画得ることを 通じて 、強化する。
6. エコノミー間の さらなる協力と持続可能森林経営の推進を 目的として、 国際連合 食 糧農業機関アジ太平洋林委員会( 糧農業機関アジ太平洋林委員会( 糧農業機関アジ太平洋林委員会( FAO -APFC APFC )、アジ森林パートナシップ( )、アジ森林パートナシップ( )、アジ森林パートナシップ( AFP )、 持続可能な森林経営と回復のためアジ太平洋ネットワーク (APFNet )など 既存の地域 森林機関およびプロセスの より良い 連携 と効果的な活動を 推進する 。
7. 2007 年シドニー APEC 首脳宣言に掲げられた願望としての目標を達成するよう森林面 積を増加し、さ らに森林の質を向上させるため、社会的環境経済持続可能な最善 の方法 を考慮しつ、 APEC エコノミーが植林、樹プログラムを実施しこれ以上の森 林減少・劣化を 食い止めること促す 。
8.森林がいかに自然災害 の影響 を緩和し、またそのような災害から回復するに必要 な方法についての情報交換 を奨励するともに 、国境を越えた森林病害虫及び外来種のモ ニタリングと防疫についての情報交換を 森林劣化を防ぐために 強化する 。
9. 経済 、社会 、環境の 増加しつある 圧力 に よって林業課されている新たな増大しつ つある 需要 をよ りよく管理するため、 林業の制度を さらに 強化し、 森林経営能力を高め森林セクターにおける財源を動員 する。
10.特に、森林ガバナンス を強化し 、林地 を保護し 、土地所有制度を確保し、 森林法 実 施を改善するため、森林・ 林業 政策を 開発 し改善する。
11. 気候変動に対処するため、 森林資源の保全、持続的な利用 およ び回復を 促し、 森 林の質を向上 し、 森林の炭素固定能力を高め、野生動植物および湿地資源保全し賢く 利 用し 、土地劣化と砂漠に対処し生物多様性を保全する。
12. グリーン成長に資す るよう、 森林 関連 産業の発展を促 し、雇用 を創出し、先住民及 び地 域コミュニティが森林を持続的に管理する能力向上して産物の 貿易 と加工に携わ るようにし、森林依存すコミュニティの開発と生計向上をはか。
13. セクター 横断的な協力を強化し、 セクター 横断的な政策調整メカニズムを確立し、 林業における政策対立 および 負の影響を最小化するため参加型森林経営推奨。
14.技術革新を推奨し、森林と経済開発の統合加速化分野における能力向上、研究開発を技術移転情報 の共有、科学的に実践な会議や革新資金メ カニズムの検討 等により強化し、グリーン成長を促進するため の新技術と成果の適用 を強化する。そして
15.一般公衆の意識を 高めるアウトリーチプログラム、特に林業関連の規則、生態系 保全の重要性、持続可能な林業手法について 、強化する。